TOMO-ZUKURI project 〜織物文化の原点回帰〜

東京造形大学×㈱エイト
2022年 TOMO-ZUKURI project

2022年9月1~4日に東京造形大学の高須賀活良ゼミナールとエイトリボンで共同開催した「TOMO-ZUKURI project」で作品を制作しました。

ジャガード織機の起源となった空引き機の仕組みを利用することで、多くの人が携わり「リボン文化を再生し、未来へ繋げる」エイトリボンの活動を象徴するモニュメントを織り上げました。制作には工場の職人さんや地域住民など総勢160人以上が参加し一枚の布を織り上げることで、多くの人が携わってできる織物産業の象徴として表現しました。素材は、60年以上もの歴史を持つエイトリボンで織られた古いリボンから新しいリボンまでを使用することで、エイトリボンの長い歴史に新たな歴史を刻んでほしいという願いを込められています。

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ワークショップ開催のお知らせ in 福井

2022年 9月3日(土)・ 4日(日)

この度、高須賀活良ゼミナールでは、福井県のエイトリボンとコラボ企画を開催します。現在、エイトリボンは織物工場の廃材を使用してリノベーションを行っています。この活動は、リボン文化を生まれ変わらせ、未来に繋げる活動をしていると我々は感じました。このリノベーションに際してエントランスのモニュメントの制作依頼を受け、リボン文化の発信拠点のシンボルとなるモニュメントの制作に取り掛かります。リボン文化を生まれ変わらせ未来に繋げるという働きを行うために地元福井の方々と共に制作を行うワークショップを企画しました。

TOMO-ZUKURI(共造)とは飛鳥時代から始まり、ジャガード織機の起源となった空引き機の綜絖を動かす空引き機のことを指します。動力やデータが無かった時代、織物を織るには多くの人の手を使い一枚の布が織られていました。世の中は便利になりモノづくりの背景が見えづらくなった今、あえて人の手を多く使う空引き機のような手法で織物を制作することで、モノづくりの本質を探るプロジェクトです。

完成イメージ

皆様の参加を心よりお待ちしております!

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「SHIKOU展」オンラインプレゼンテーション

2021年10月16日(土)19:00〜20:50
詳細は以下よりご案内致します。

高須賀ゼミナールとは?

東京造形大学テキスタイルデザイン専攻領域 高須賀活良のゼミナールです。身の回りにある「布」を見つめ直し、モノに溢れた世界で「なぜ、私たちはモノを作るのか?」を考えます。詳しくは下からURLをクリックしてください。

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東京造形大学高須賀ゼミでは、織物産地や織物メーカーとのコラボ事業も行いたいと思っております。高須賀ゼミについて、学生の作品の詳細、など興味ある方は下記のからお問い合わせください。