「SHIKOU展」出展情報

赤城愛梨 Airi Akagi

「Point of view」
空間に視点を集める、「Point of view」というテーマで椅子生地を制作した。
没個性的な布張りの椅子を分解し、生地に鮮やかな柄をプリントした。その生地を裂織りにして椅子生地を再構築することで、空間のアクセントになる椅子へと作り変えた。
プリントだけでは出せない質感のあるカラフルな椅子で空間を彩る。

大久保晴夏 Haruka Okubo

「時を綴る」
大学2年時、授業で綴織りという糸を1本1本織り込み緯糸のみで模様を表す技法を知った。
「時を綴る」をテーマに毎日同じ時間でも、日々変化していく瞬間をドローイングという形で積み重ねていった。その時間の表情を綴織の糸を積み重ねていく行為で布に留めた。

小川莉央 Rio Ogawa

「素材を見つめ直す」
私達の生活の営みは、多くの動物の恩恵の上成り立っている。しかし、常にそのことを感じて生活している人は少ない。そして、文明が豊かになった今、動物の毛を刈り、一から手間をかけて物を作る人も少ないのではないか。誰もしない手間を敢えてやる。それが、恩恵を知る一歩になると思う。

黒山真央 Mao Kuroyama

「記憶の消化・同化」
私は服を捨てられない。それは、その服を見ることで思い出される記憶があり、服を捨てることでその記憶を失うのが怖いからだ。この「記憶に対する執着」を私は他者の服からも感じてしまう。自分とは関わりのないその記憶を欲しいと思ってしまう。私の持つ異様な執着の源である記憶をタペストリーの中に留めた。

鈴木麻那 Mana Suzuki

「線香花火を織る」
国産の線香花火の素晴らしさを伝えたいと、線香花火をモチーフに、浴衣の帯を制作した。
国産線香花火は、着火から終わる散り菊の瞬間まで楽しめるようにこだわり抜かれた素材と技術で出来ている。
そんな素材や技術を取り入れて制作を行なった。

宮田桃花 Momoka Miyata

「私の自由」
私は、遊牧民のように身軽に移動して自由に生活することに憧れている。そこで、モロッコの遊牧民のラグからインスピレーションを受け、裂織とノッティングという技法を用いた絨毯を制作した。
制作を通して、コロナで奪われた自由な時間や感情を解放する。

山口莉果 Rika Yamaguchi

「肉を織る」
食べたものが血肉となるように、経験や思考が作品の血肉となるというコンセプトでタペストリーを制作した。
そのため、実際血肉を作るために必要なタンパク質を含む牛肉をモチーフとし、牛肉の各部位の特徴をモチーフに織りだした。

吉田夏菜 Nazuna Yoshida

「時間の蓄積と言葉」
時間の可視化を目的とする生活と織りをリンクさせた織物制作を行った。
普段の出来事や思考をTwitterのツイートとして吐き出す行為は日記のようなものであるが、私にとってTwitterは言葉の墓場なのである。誰かに発信するわけでもなくただ自分の中の言葉を消化していくような行き場の無くした言葉たち、そんな死んでいった言葉と時間の蓄積を表現した。

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