東京の美大生が福井県の織物を使い、地域住民と共に作るイベントを開催!!

  

概要

高須賀ゼミナール(東京造形大学)が国内最大級ジャガードリボン工場「エイトリボン(福井県坂井市)」の歴史と織物技術を見つめ直し、これらの織物文化に想いを馳せるアート作品を地域住民と共に滞在制作するワークショップ

「TOMO–ZUKURI project」を開催いたします。織物はデザインに合わせてタテ糸を1本ずつ上げ下げしながらヨコ糸を通すことで、柄のある1枚の布になります。織物を専門に研究する高須賀ゼミでは、エイトリボンで織られたリボンをタテ糸に使用し、一本ずつリボンを人力で操作する織物装置を構築しました。地域住民や今まさに織物を織っている職人さんたちがヨコ糸を通すことで、エイトリボンのシンボルマークを織り上げます。全ての糸にリボンを使用することで、エイトリボンの歴史に新たな歴史を刻んでほしいという願いが込められています。

文献の記録によると、福井県では和銅5年(712年)には織物の生産を行っていたとされています。福井県で行われてきた織物の歴史と、多くの人々の想いと共に作られる1枚の布づくりに参加することで、ものづくりの尊さに触れることのできるワークショップです。完成した作品は、モニュメントとしてエイトリボンのエントランスに飾られる予定です。

TOMO–ZUKURI project 〜織物文化の原点回帰〜

日時|2022年 9月2日(金)10:00 企画のプレゼンテーション(プレス、工場の方)

2022年 9月3日(土)4日(日)10:00-16:00 イベント開催(一般参加可)

場 所|㈱エイト(エイトリボン)  〒910-0271 福井県坂井市丸岡町堀水13−8

参加費|無料

企 画|東京造形大学 高須賀活良ゼミ

●コンセプト

「リボン工場を再生し、未来へ繋げる」というエイトリボンの工場長松川享正さんの活動に感銘を受け、福井県の方々と共同で大きな織物を作るイベント『TOMO-ZUKURI project 〜織物文化の原点回帰〜』を企画しました。TOMO-ZUKURI(共造)とは、エイトリボンで使われているジャガード織機の起源である、空引き機(そらびきばた)を動かす人々(空引き工)のことです。この歴史は飛鳥時代にまで遡ります。現在、綜絖(タテ糸を1本ずつ動かして柄を織りだす装置)は全て電子制御で動かしていますが、飛鳥時代では人が上に乗って人が綜絖となり織物が織られていました。時代は移り変わり、世の中が便利になるにつれてモノづくりの背景は見えづらくなっています。そんな現代に空引き機の手法を用いて、多くの人の手を必要とする織物を、地域住民と共に制作することで、モノづくりの本質を探ります。

出典 精選版 日本国語大辞典

エイトリボンとは?

エイトリボンは、福井県丸岡にある国内最大級のシャトル織機(旧式)を使った※チロルリボン工場です。エイトリボンの前進となる「丸岡エイトリボン協業組合」は8社のリボン工場によって、高度経済成長期の1961年(昭和36年)4月1日に発足しましたが、時代の流れと共に衰退し破綻し、2015年に54年の歴史に幕を閉じました。エイトリボンは、世界的にも希有な織技術と希少価値の高い工場を再生するために工場を復活させ「株式会社エイト」を起業し、廃材を使って工場をリノベーションしました。糸がチロルリボンに変わる瞬間を間近で見ることができる織物工場見学やリボンを楽しめるカフェを併設したショップを展開します。伝統を受け継ぐ為に、今まさに奮闘しています。

学生が福井の織物工場に対して思うこと

初めてエイトリボンの古いリボンを拝見した際、こんなに素敵なリボンが廃棄されようとしている事実に衝撃を受けました。東京造形大学テキスタイルデザイン専攻領域で織物専門に学ぶ学生としてリボン文化に触れ、エイトリボンの魅力や細やかな技術の素晴らしさに感動し、これを後世に残さなければならないと感じました。エイトリボンに眠る沢山の素敵なリボンたちを使い、再利用する作品をみなさんと作りたいと思いますので、ぜひワークショップに参加して頂けると嬉しいです。

廃棄されるリボン

使われないリボンの再利用の為の検証と工程

・リボンを使った技法を検証

・リボンを江戸時代に創業した藍染工房「野口染物店(東京/八王子)」で藍染め実験

・リボンを織る実験

・どこでも組み立てられる織り機のデザイン

・ワークショップで織りだす織物の設計

・完成予想図

2件のコメント

  1. 横山路子

    3日のワークショップに2名参加希望です。予約は必要ですか?

    • すいません。メッセージに今気が付きました。
      予約は必要なかったです。問題なく参加できていると良いのですが。。。

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